10年程前、NYのブロードウェイに行った。
ミュージカルと言えば『CATS』しか思いつかなかった自分の足は、7th Aveとブロードウェイの間の『TKTS』へと向かい、その足で『ウインターガーデン』に向かったものだ。
パンフレットは先日捨ててしまったし、英語ペラ男でもない自分は、はっきり言って内容を忘れてしまったが、とにかくあの狭い空間を上下左右に動き回るダンサーとその表情に釘付けになったものだ。
決して広い席ではなかったが(特に現地人にとっては激狭だろうな)プラネタリウムのような空間できっと口をポカンと開けて目で追っていたと思う。
まるで子供が夢中になる様に…
小さな劇場だった。
息苦しさを感じる一歩手前の狭い空間。
同じ空気を観客も役者も吸う様な。。。
『柏“小劇場”から全国区人気へ…G大阪戦NHK生中継』
日立台も小劇場である。
なぜなら同じ空気を吸うからだ。
見えない壁や大空間がある場所では味わえない
『ギュウギュウの共有』ができるからだ。
それは他のどこよりもきっと濃いだろう。
その空気をどんなに大勢に伝えようとしても
電波では伝わらないよ…
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